チップチューンを作れるアプリ、picotiiをリリースしました
僕のいる会社では年に一回、お産合宿っていう名前の開発合宿をやってまして、そこでチップチューン(っぽいピコピコした音楽)を作れるアプリを作りました。
たった2日でここまでできたのは自分でもびっくりでした。デザインをしてくれた@putchomありがとう!!!
技術的な話
AudioKitを使って作りました。
昔、CoreAudioを使ってシンセサイザーを作ろうとしたときはサイン波を鳴らすだけでもめちゃくちゃ苦労したけど、AudioKitは最初から基本的なオシレーターの仕組みが備わっているのでらくらくでした。オシレーターで矩形波と三角波を作って鳴らしてるだけなので厳密にはチップチューンではないですね。疑似です。
シーケンサーもAudioKitのものをそのまま使っています。ハマったとことしては内部でCoreMIDIを使っているので、BackgroundModeをONにしないとサイン波しか鳴りません。あと、バックグラウンド再生できるようにしないとリジェクトされます。されました。
あとはRxSwiftを入れたけど、UIKitのラッパーみたいにしか使えなかった。Rxへの理解が足りていないのがわかったのでこれからがんばろう。
これからの話
機能的にまだまだなのでこれからがんばるのと、開発合宿ということでいろいろ省力実装だったので直すとこは直していきたい。 アプリとしては「誰でも音楽を作れる」ってとこをがんばっていきたいので、DAWみたいにはせず、制限するとこは制限しつつもかゆいとこに手が届くアプリにしていきたいです。ゲームの音楽をpicotiiで作りました!みたいな人が出てくるとめっちゃうれしい。今のところの夢です。