2018年にやったゲームをふりかえる

2017年のやつ

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Monster Hunter World

モンハンはずっとやってたけどさすがにマンネリ気味だったので、今回みたいな大きな変化は個人的には歓迎だった。僕がモンハンに対して感じていたおもしろい部分はちゃんと残っていつつ、昨今のゲームとしてのおもしろさが足されていてよかった。PSに戻ってきたことや話題になったこともあって、普段一緒にゲームをする人以外の人と一緒に狩りに行けたのもよかった。
世間的に言われているように、MHXXと比較するとかなりのボリュームダウン(まあこれはしょうがないと思う)なところと、期間限定イベントが個人的に残念だったポイント。ボリュームという点では大型アップデートが発表されたりしたので、今後こっちのゲームシステムをベースに世界が広がっていくと考えると、今後ともモンハンには期待を持てそうな感じがあります。

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Florence

ゲームというよりは、AppStoreにインタラクティブ・ストーリーブックと書かれているように、触れる絵本という感じ。うまく言葉にできないんだけど、操作と感情が直結する感じがしてすごかった。どうしたらこんなゲームが作れるんだろう。
言語によらないゲーム体験が直接感情に突き刺さるという点で、僕が人生で一番衝撃を受けたゲームである風ノ旅ビト以来の衝撃だった。

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Alto’s Odyssey

Adventureの時からやっているけど、本当に表現が美しい。ゲームとしてはわりとよくできたジャンプゲーって感じなんだけど、ベクターグラフィックスの世界観がよすぎてずっとやっちゃう。
一時期、作者の人のアウトプットを探してはその表現力を盗もうとシェーダーを書いていた時期があった。

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Just Shapes & Beats

音楽に合わせて弾幕を避けるゲーム。昔、SoundodgerというゲームがあったけどそのDNAを感じる。音楽も世界観も弾幕のセンスもいい。ただ若干難易度が高いというか、弾幕が初見殺し気味なのでわかってないと避けられないやつとか、4分弱ある曲の終盤でミスったりするとまじで心が折れる。オンラインで協力プレイもできるけど、他の人の動きを見て避け方を学べたりしてよかった。

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GOROGOA

2〜4つに区切られた空間で絵を合わせるパズルなんだけど、パズルが解かれることによって物語が進んでいく。まず絵がすごい。そしてパズルが解けた瞬間の感動がすごい。これも言葉にしづらいゲームなのでとにかくやってほしい。どうしたらこんなゲームが作れるんだろうその2。
パズルの難易度は若干高め。

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Raft

いかだに乗って海を漂流するサバイバル系のゲーム。流れてくる流木やゴミを集めて、クラフトして、いかだを拡張しながらサバイバルする。これ系にありがちな空腹や喉の渇きもあれば、サメがいかだを壊しに来るので撃退したり、島が見えてきたら上陸準備をしたりと、見た目以上に忙しいゲーム。Minecraftみたいにyak shavingが楽しいゲームではあるけれど、そこに制限時間付きの割り込みタスクがガンガン入ってくる感じ。
少人数開発っぽいので、僕がやってた時点ではそこまで要素が多くなく、わりと短時間でやり尽くしてしまえるくらいのボリューム感だった。将来のアップデートに期待。

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Elder Scrolls Online

E3でTES6が発表されたのとFallout76がオンラインだと発表されたこともあり勢いで始めてしまった。TESシリーズ本編とはゲームシステムが違う、がっつりしたオンラインゲームなんだけど、完全ソロプレイも普通にできるのでのんびりとプレイ。日本人が少ないせいかチャットはほとんど英語なんだけど、知らない外国人と適当な英語でわいわいやり取りしながらダンジョンを攻略していくのは楽しかった。
メインストーリーとSummersetだけクリアしたけど、Skyrimの中で本に書かれていたキーワードが世界観や物語と繋がって、壮大な世界を感じることができたのがよかった。TES6も楽しみだけど何年後になるのだろうか…

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Splatoon 2: Octo Expansion

シューティングの一人用モードって冗長なチュートリアルって印象があって、中でもSplatoonのはFPSと違って映画的なストーリーがあるわけでもないのでけっこう面倒に感じていた。けど、Octoは明らかにプレイ済みユーザー向けという調整になっていて、けっこう歯ごたえのあるミニゲーム集という感じで楽しかった。裏ボスの3号が倒せなかったのが心残り。

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Fortnite

今までやったTPSの中では一番難しかった。PS4でやってたけど、建築しながら戦うし基本ジャンプしながら撃ってくるので、縦の照準をいかに早く合わせられるかという世界についていけなかった。マウス操作やジャイロのあるSwitchだったらまだまともにやれたかもしれない。コントローラだといろいろきつい印象を受けた。

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Bad North

ミニマルなRTS。簡単と見せかけて油断すると一気に状況が悪化するようなわりとシビアな調整がよかった。いいゲームなんだけど、ちょっとしかやってなくて、というのもこれのためにSwitchを立ち上げるのがめんどくさい。軽ゲーなのでスマホでやりたいタイプのゲーム。

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Red Dead Redemption 2

操作性がとにかく合わなくてだめだった。GTA5やFF15とかもそうだったけど、入力量分移動するのではなくて、アニメーションの分だけ移動するという形なので、思った位置にキャラクターを動かすことができない。たぶん人間の動作のリアリティを優先するとどうしてもこうなるんだろうな。
そのリアリティという点では昨今のゲームの中ではずば抜けているように感じた。雪の上を歩いたときや木が燃える様子、泥に塗れたときの服の汚れ方など、とにかく細部が作り込まれている。

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Fallout76

とにかくバグが多いし、クライアントもサーバーも落ちる。ストーリーも4に比べるとかなり薄い。
なんだけど、個人的には今年最高のゲームだった。もともと4やSkyrimのときからストーリーほったらかしでのんびり建築ライフを楽しむプレイスタイルだったので、ドンピシャでハマる内容だった。4のサバイバルですらぬるいと思う自分としては、空腹や渇き、弾薬入手量の少なさなどなかなかいい調整だと思う(ここ賛否分かれるのはわかる)。
あと単純に4のシステムでフレンドとわいわい遊べるのは最高でしかない。いちソフトウェアエンジニアとしては、そもそもこのシステムのままオンライン化不可能だろうと思っていたので、よくやったなと思う(あとバグ修正おつかれさま…)。
イベントやPvPの調整などが今後どうなっていくか楽しみ。ESOがアップデートを重ねてタムリエル全土になったように、ウェストバージニアから始まってアメリカ全土を旅できるようになったりしないかなとちょっとだけ期待している。あと課金したいので早く日本からAtomsを買えるようにしてほしい。

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Paladins

オーバーウォッチみたいなやつ。友人に誘われて始めたけど、自分一人ではやらなかっただろうな…
システム的に結構粗さが目立つんだけど、ゲームとしては普通におもしろい。

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Ultimate Chicken Horse

りむまきがやってるのを見て楽しそうと思ったけど、一人じゃ楽しめなさそうだなってなって買ってはいない。職場のSwitchでやったけどおもしろかった。

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スマブラSP

スマブラスマブラだなという感じ(書くのがめんどくさくなってきたわけではない)。

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まとめ

モンハンやFalloutなどのビッグタイトルが新しい挑戦をしていたのと、クオリティ高いインディーゲームが激増したのが印象的な一年間でした。おもしろそうなゲームが出過ぎで積みゲーが一向に崩れない。
MHWがシリーズ最高の売り上げだったり、スマブラが一週間で500万本売れたり、インディー勢が元気だったり、外から見てる限りは景気がよさそうなのはコンシューマーゲームファンとしては嬉しい話。コンシューマーゲーム作る人たちってすごいと思うので、労働時間とか年収とかもいい感じになってほしいなと思っている(これはいろいろとよくない話を今でも聞くので)。
個人的には久しぶりに作る方にも挑戦した年だったけど、プロジェクトが途中で倒れてしまったのが心残り。また来年頑張りたい。